女性は認知症を予防する行動を自然に取っている?

女性は認知症を予防する行動を自然に取っている?

女性は認知症を予防する行動を自然に取っている?

認知症の原因の約6割はアルツハイマー型

認知症にはいくつかの種類があり、大きく分けて約8種類ほどあります。例えば脳血管性、レビー小体型、アルツハイマー型、若年性などです。これらの中で最も多くを占めているのはアルツハイマー型です。男女別で見ると特に女性に多く、近年でも増加傾向にあります。アルツハイマーの場合、脳にある特殊なたんぱく質が溜まることで神経細胞が減ってしまい、神経伝達機能の低下が起きていることが原因とされています。神経細胞が死んでいるのですから当然脳が萎縮しますし、それによって体の機能もどんどん低下していきます。アルツハイマーになるまでは脳が徐々に変化しているため、何年もかかっているといわれています。

症状として物忘れ、判断能力の低下、見当識障害、物盗られ妄想、徘徊、介護拒否などがあります。さらに進行すると家族の顔はもちろん自分の顔でさえも忘れてしまい、鏡を見てうつっている顔を他の誰かだと思って怒り出すこともあります。認知症の患者は同じ話を何度も繰り返し話すこともよく知られています。本人は単に忘れているだけなので悪気は全くなく、また同じ話題だと叱られてもわけがわからないのです。ですから、そういう時は否定するのではなく、興味を持ちそうな別の話題に変えてみるのが良いです。ちなみにこの病気の疑いがある時には精神科や神経科、神経内科、老年病内科、老年内科、物忘れ外来などを受診しましょう。

病院へ行く日や他の大事な用事がある日はカレンダーを使って確認できるようにしたり、大きな紙などに書いて壁に貼り付けておきます。そして薬の管理は必ず介護する側で管理します。これは飲み忘れ防止と誤飲防止、飲み過ぎてしまうことを防止するためです。そして薬を渡したら必ず完全に飲みこんだかどうかを確認しておくことも大事です。そしてもし外出先で迷ってしまうようなことが一回でもあった場合はすぐに名前や住所、連絡先などを書いた布を服に取り付けたり、GPSなどを利用するようにしたほうが良いです。できれば民生委員や近所の親しい人にも徘徊するようになった場合のことを伝えておくようにし、協力してもらいましょう。

どうしても夜中などに外へ出たがったら一緒に家の周囲を歩くようにして帰るのが良いです。現在までのところ、この病気は完治できるものではありません。しかし薬はいろいろと開発されてきていますので、おかしいなと感じたらすぐにでも病院を受診してみるほうがいいでしょう。どんな病気でもそうですが、早期発見・早期治療が基本です。予防するには生活習慣を見直すのがおすすめです。青魚には認知症の発症リスクを下げるという効果が期待できるため、積極的に食べるようにするのが良いです。できればタバコや飲酒もやめて、適度な運動をするのが良いです。また高血糖の状態が続くとこの病気になりやすいとされていますから、血糖値が高い場合は注意して安定するように相談してみるのがいいです。脳トレなども効果的なので、楽しく遊びながら予防できる方法を見つけるといいです。

 

予防習慣を身につけよう

認知症は普段から予防をすることができます。この病気になりにくい生活習慣を身につけましょう。例えば食生活では野菜や果物、魚をよく食べ、赤ワインを飲むことが効果的です。そして運動は週に3日以上は有酸素運動を取り入れ、30分未満の昼寝をしたり、朝起きてから2時間以内に太陽を浴びるなどは良いです。あとはよく人づきあいをして文書を書いたり読んだり、ゲームをしたり、美術館や博物館などに出かけるのも良いです。このような習慣、特に女性がよくしている行動ではないでしょうか。独身の頃には女子会、結婚して子供が出来たらママ同士の集まり、学校関係のつきあい、近所づきあいなど「人とよくつきあう」ということに関しては女性はかなり頻繁にしています。

もちろん男性も仕事付き合いなどもありますし、友人同士で集まることもあるでしょうが、これだけではなく総合的なことをあわせると無意識に行動の中でこの病気にならないような行動をしているのです。食事面でも低カロリーで栄養バランスの良い食事を心がけることも多く、野菜や果物などをよく食べます。また最近ではグリーンスムージーやアサイーボウルなど果物や野菜をおいしく摂取できるようなものも出ています。ではなぜアルツハイマーになる確率が男性よりも多いのか、それまで活発的に動いていた分、体の調子を崩した時にぐっと体力が落ち、人と接する機会が急に減ってしまったりするというのが原因としてあります。

また男性よりも長生きをする傾向にありますので、その分発症しやすいというのはあります。男性の場合、アルツハイマーになる前に亡くなってしまっているケースも少なくないということです。そして男性よりもホルモンの変動が激しく、特に閉経を迎える50歳前後の年齢ではホルモンの量がぐんと減りますので、それがアルツハイマーの原因になっているともいわれています。兼業主婦の方ですと仕事もありますので毎日いろんな出来事が起きやすいのですが、専業主婦の方はどちらかといえば毎日家事・買い物など同じ生活習慣を繰り返し過ごしていることも多く、脳への刺激が少ないということからアルツハイマーになりやすいともいわれています。主婦業は毎日しようと思えば本当に大変です。

休める時間があれば休みたくなるのも当然です。しかし時々はスポーツをしたり、散歩をしたり、主婦業のお休みをもらって出かけたりして生活に変化をつけるのが良いです。小さなお子さんがいる間はなかなか思うように出かけられませんが、たまにでもいいので自分一人の時間や友達と過ごす時間などを作れるように旦那さまと話し合ってみるといいです。アルツハイマーは男性のほうが発症率が低いですが、レビー小体型については男性のほうが2倍も発症しやすいことがわかっています。どちらの性別の場合も長年ストレスをためこんでいると様々な病気になりやすいですから、適度にストレスを解消するような趣味を作ったりするのが良いです。日本はストレス社会といわれているほどストレス過多な人が多いので少しでも過ごしやすいリズムを作れると良いです。


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